牛丼の人気の食べ方や理由リサーチ

牛丼はトッピングやサイドメニューが豊富で、自分の好みや空腹具合で食べ方をカスタマイズする楽しみもあります。人それぞれ好みは異なりますが、牛丼はどのような食べ方が人気なのでしょうか。

吉野家は、全国のユーザーを対象に「牛丼の召し上がり方に関するアンケート」を実施し、
「牛丼とどのようなトッピングやサイドメニューを一緒に召し上がったことがあるか」や「牛丼の好みのつゆの量」と、その理由などを聞くアンケートを実施しました。

<調査概要>
・調査手法:インターネットリサーチ
・回答者数:550名(~19歳2名、~20代42名、30代85名、40代159名、50代179名、60代以上83名)
・対象地域:全国
・調査時期:2020年9月29日~2020年?月?日

<調査結果のポイント>
・「牛丼をトッピングやサイドメニューと一緒に召し上がったことがある」方は9割以上。
・トッピングやサイドメニューは「牛丼に合う」、「味のアクセントになる」などの理由が多数。
・牛丼のトッピングで紅生姜が好きになった方もいる。
・好みのつゆの量は「ふつう」が55.3%、「つゆだく」が36.2%。ふつうが好きな方はご飯の味や食感を気にし、つゆだくが好きな方は味の馴染みなどを気にする傾向に。

早速、人気のある牛丼のトッピングやつゆの量はどれくらいなのか、結果を詳しく見ていきましょう。

牛丼をトッピングやサイドメニューと一緒に召し上がったことがある方は9割以上

牛丼とトッピングやサイドメニュー

牛丼と一緒に召し上がったことがあるトッピングやサイドメニューを教えてください、という質問に対する回答で、「トッピングやサイドメニューと一緒に食べたことはない」という回答は、全体の4%にとどまりました。9割以上の方は、何かしらのトッピングやサイドメニューと牛丼を一緒に召し上がったことがあるということになります。召し上がったトッピングやサイドメニューの内訳は、紅生姜(75.8%)や七味(66.0%)、みそ汁(63.1%)などの定番が多いですが、中には「おろしポン酢」や「アボカド」、「オクラ」といった回答も。

どのような理由でそのトッピングやサイドメニューを選んでいるのか、その理由を見ていきましょう。

・甘い牛丼には七味と紅生姜の辛みがあう。(44歳女性)
・牛丼だけよりちょっと贅沢をした気持ちになるから。(36歳女性)
・紅生姜はやはり必須で味のアクセントに丁度いいと思います。お味噌汁はなくてもたべれますがあった方がさらに食が進むと思います。(63歳女性)
・自分なりのお気に入りを入れたいから(48歳男性)
・箸休めになって飽きないから。(44歳女性)
・組み合わせが良いから。牛丼だけよりも栄養的にもお腹的にも満足するから。(40歳男性)

アンケートで人気だった、トッピング・サイドメニューはこちらから>

トッピングやサイドメニューは、牛丼に合うから、おいしくなるからをはじめ、味のアクセントや牛丼だけでは少し物足りない場合の一品に頼まれる方も多いようです。やはり、最初から最後まで、トッピングやサイドメニューで味に変化をつけることで、牛丼をよりおいしく、最後まで飽きずに食べられるよう工夫している方が多いのがわかります。

「トッピングやサイドメニュー」にまつわる、心に残るエピソードがある方も

牛丼のトッピングに紅生姜

牛丼のトッピングやサイドメニューに、心に残るエピソードをお持ちの方もいらっしゃいました。

・紅生姜を食べたことがなかったが、牛丼を食べるようになって紅生姜のおいしさを知ることができた。(44歳女性)
・子供の頃は紅生姜が苦手で、脇そばに入っていても除けるくらい嫌いだったが、牛丼にのっているのを外食で初めて食べたら合うことが初めてわかって、そこから好きになった。(53歳女性)

牛丼がきっかけで紅生姜が好きになった、という声が複数の方から挙げられていました。やはり牛丼と紅生姜の定番の組み合わせは、人気が高いことがうかがえます。
他には、次のようなエピソードもありました。

・学生の時昼飯時に「今日は何にする? 和・洋・中・牛?」と聞いて決めるのが定番でした。学食よりは高級な食事です。牛になると、トッピングは紅生姜のみ。40年も前の話です。(61歳男性)

牛丼のある学生時の風景が思い浮かびます。昔の記憶に想いを馳せながら、牛丼を食べてみるのも良いかもしれませんね。

好みの牛丼のつゆの量は「ふつう」が過半数、「つゆだく」が36.2%という結果に

好みの牛丼のつゆの量は「ふつう」が過半数

「お好みの牛丼のつゆ(たれ)の量について教えてください」という質問では、55.3%の方が「ふつう」を、「つゆだく」が36.2%という結果になりました。この2つだけで9割近い回答を占めることからも、「ふつう」や「つゆだく」の人気がうかがえます。また、中には少数ですが、「つゆ抜き」という回答も見られました。
それぞれ、理由を見ていきましょう。

まずは、「ふつう」を回答した方の理由です。

・白ごはんも残っていてほしい。(39歳)
・一番食べ慣れていて、一番米とのバランスがいいと思うから。(44歳男性)

ご飯との相性や、白米の味も感じたいというコメントが目立ちました。
中には、

・お店で決められた量が一番研究された美味しい量だと思うから。(36歳女性)

という意見も。
確かに、お店が提供している基準なら間違いはないはずです。
では、「つゆだく」を回答した方たちはどのような理由からなのでしょうか。

・にくがジューシーに感じるし、ご飯にも味がよく馴染んでおいしくなるからです。(47歳女性)
・ご飯に浸透して旨味が出る。(56歳男性)
・生卵とよく馴染むように。(62歳男性)
・後で、納豆とねぎと卵を混ぜて食べるので、味付けが濃い目の方が良いからです。(41歳男性)

つゆだくの方がご飯に味が浸透しておいしいという意見も。トッピングとの相性も考えてつゆだくにするのも、自分好みの牛丼を作っているようです。

定番の牛丼の具はこちらから>

牛丼の楽しみ方は人それぞれ、自分好みの楽しみ方でいただこう

牛丼のお召し上がり方に関するアンケート」の結果はいかがだったでしょうか。同じ牛丼でも、トッピングやつゆの量を変えたりして、人によってさまざまな楽しみ方をしていることがわかります。
普段とは違った食べ方を試してみて、牛丼の新しい魅力を探してみてはいかがでしょうか。